どういう経緯でなつみぶるーがフリーランスなったのか、学生さんから質問を頂くことが増えた今日この頃。
学生時代の就職活動から今日に到るまでをエッセイ風に書いてみるね。
前回は、
大好きなアパレル会社に就職して働き始めたところまで
を話したんだ。
今回は、
どういう経緯で5年間務めた会社を辞める決意をしたのか
を話していくね♡
前回までの話はこちら↓
辞める動悸
四苦八苦しながらも、売上を伸ばすことに燃えていたアパレル時代。
入社から3年が経ち、人員も整い年間予算を大きく上回るなど安定期に入り始めていた。
そして、入社4年目の夏(2014年8月)、他のスタッフ達に店を任せ、夏季休暇の4連休を利用してグアムに行ったの。(それまでは新人教育もあってお店から離れることが心配で、海外旅行なんてとてもじゃないけどできなかったんだ。)
もうね、卒業旅行ぶりの海外旅行で刺激がいっぱい!
タモンのビーチで眺めたとろけるようなマジックアワーは、私の心を震わせてある気持ちに気がつかせたの。
「あー、海外旅行って最高だ」
「海外旅行を我慢したら人生もったいない」
ちょうどその頃からInstagramのアカウントを持っていて、見ず知らずの人達の生活を覗きみしていたの。
Instagramを通して、20代後半〜30代前半の女性達が頻繁に海外旅行へいく様子をみてとても衝撃的だった。
当時の私は、
「20代の内に結婚しなくちゃ!」とか。
「結婚したら落ち着いて遊ぶことを我慢しなくちゃ!」とか。
とても視野が狭かった。
けど、
Instagramの中でキラキラ輝く女性達はその狭い視野の中にいなかった。
「もっと海外旅行をできる環境に自分を置いてあげよう」
そう考え始めるようになった。
辞める決意
務めていたアパレル会社は、休暇が少なかったの。
年間の休みは、
【月7日休み】+【夏季・冬季休みが各4日ずつ】
連休は4日までと決まっていた。
お分かり頂けると思うけど、4連休で行ける海外は非常に限られている。笑
当時、私の関心があった旅先はハワイ・オーストラリア・カリフォルニア。
どれも4連休で行くには難しい旅先ばかり。
仕事を変えるしかないと思った。
新卒採用をしていない状況(加えてリーマンショックの後で不景気な世の中)で、雇ってくれたこの会社を辞めることにもちろん抵抗があった。
店長として任されていた店舗は、私の入社と共にオープンし共に成長してきた証。
辞めるということは、
■重ねてきたキャリアを手放すことになる。
■共に頑張ってきたスタッフ達に迷惑をかけるかもしれない。
■辞めたとして、次の仕事はすぐに見つかるだろうか?
そんなことをたくさん考えた。
でも、Instagramからみえてくるキラキラした世界が私の背中を押してくれたんだよね。
だから私にとってInstagramって物凄い存在なの。
辞める準備
辞めると決めてから、1年かけて準備をした。
1ヶ月のお給料の内、12万円以上を洋服に費やしていたのをやめて全て貯金に回した。(今振り返ると信じられないお金の使い方。笑)
自動車の運転免許証を持っていなかったから、教習所にも通った。(アメリカで運転したい!という動悸から。笑)
休みを取りやすい職種に転職することを視野に入れて、とりあえず秘書検定2級を取得した。(一般常識がゼロの自分を1UPさせたかった。)
あまり関係ないけど、4年間お付き合いしていた彼と別れて、旅が好きな人と付き合った。(うまくいかなくて直ぐに別れた。笑)
仕事も頑張って、2度目の年間予算を達成して悔いが残らないようにした。(この年、年間予算を達成できたのは43店舗中2店舗だけだった。確か。笑)
当時はそれなりに不安だったけど、準備を着々と進めていくにつて少しずつ吹っ切れていった。
辞める意思を伝えた
辞める準備を進めながら、いつ辞意を伝えようか迷っていた。
お世話になった会社に辞める意思を伝えることは、とても勇気がいる。
いつものように商品提案の打ち合わせに行き、終わった後に時間を頂いた。
上司と人事担当の方と話をした。
大学のインターン時代からお世話になっていたお2人。
私は、辞める理由を包み隠さず話した。
気がつけば、3人とも涙を流しながら議論していた。
辞めないように説得してくださることは嬉しかったけれど、私の覚悟は硬かった。
後日、社長も私が辞めないで済むように休みを増やす提案をして下さった。
お気持ちはとても嬉しかったけれど、私が在籍した状態で店舗の人員が一時的に減ることを考えると、共に仕事をするスタッフにとても申し訳ないと思った。
(人員が少ないとどれだけ大変かは、経験上誰よりも分かっていたからね。)
しばらくして、辞意を受け取って頂くことができた。
そして、2016年1月15日に5年間務めた会社を退職した。
まとめ
沢山の葛藤と不安を抱えながら、自分の人生を変えようと5年間務めた会社を辞めたなつみぶるー。
入社当時は、すぐに店長になって不安だったけど、短い期間でたくさん経験できた。
店長になるまでに、2・3年かかっていたらその分成長が遅れていたかもしれない。
やり甲斐を感じることなく、多くのことを経験せずに、早々に辞めていたかもしれない。
だから、
経験するということは、何事も早いに越したことはない。
そんな沢山のことを学ぶことができたアパレル時代でした。
この後どうしたかは、次の記事で話すね♡
Thanks ♡